★人生の試練乗り越えアーティスト:Rica Shiohara

2020年チョークアート認定講師資格取得

長野県松本市在住

夫と二人暮らし。子供3人は成人して独立

主に店舗の看板、メニュー表のイラストをまるで本物のようにチョークアートで作成し提供

チョークアートを通じて、日々の暮らしを楽しいエネルギーに変え、生きがいにつなげるオンライン教室を開く

現在に至るまでの道のりは順調とは言い難く、実は二つの大きな人生の試練を乗り越えてきている

30代の頃から、子育てしながらも「何かできないか」を探して悶々とした思いを抱えるように

はっきり意識したきっかけは、大好きだった母の死。一つ目の大きな試練だった

【自身の入院・母の死】

母は自由奔放そのもの。やろうと思ったことは何がなんでもやり通す性格で、自分の人生を全力で生きている人だった。

ずっと元気で長生きするとだれもが信じて疑わなかったが、若くしてあっけなく逝ってしまった。

母の療養中、実は自身も体調を崩し入院を経験。

とにかく自分を立て直すのに必死だった。

母とはお互いに病院のベッドにいながら電話で話し大泣きしたことも。

母は1年間の闘病後旅立っていった。

悲しみに打ちひしがれていたのはもちろんだが、元気な人でもいつ亡くなるかわからないという現実に、自分の人生を後悔のないように生きることを強く意識するように。

【仕事・介護・父の死】

現在はチョークアートアーティストであるが、実は父の影響でずっと絵を避けていた。

父は昔から油絵を得意とする人だった。

自身が子供の頃は絵が得意だったわけではなく賞などとったことはない。

小学生時代、課題のポスター作成時、その絵を見た父親にダメ出しをされ勝手に手直しをされたことが大きなショックに。以後絵を描くことが自身の大きなプレッシャーになり、父の前では絶対に絵を描かないように、作品を見られないようにと隠すようになり、必然的に絵から離れるようになっていった。

自身の以前の仕事は医療事務。子供が小さい頃資格を取得し、3人目の出産を機に1度は現場を離れるが、復職し通算6年間勤務。

女性からは人気の職種であるが、お金を扱うプレッシャー、受付で患者から医師、看護師、診療内容についてなどの不満をぶつけられることも少なくなかった。

持ち前の明るさで気にしないように、周りにも心配かけないように気丈に振る舞ってはいたが、たまったストレスが少しづつ確実に精神を蝕んでいった。

ある日、勤務中に過呼吸で倒れてしまう。

仕事、介護のストレス、疲労がたまりすぎてしまったためだった。

仕事のストレスが頂点に達したこともあり、自分の楽しみになることを探し出す。

たまたま知った月1回のチョークアートワークショップに通い出したのがチョークアートとの出会いだった。

場所がパン屋さんだったこともあり、午前中仕事、午後チョークアートを描いてからいただくパンやスイーツそしてホットコーヒーが格別に美味しく、毎月の楽しみになった。

今思えばやはり親の影響は大きいもの。

ずっと避けてきた絵の道を無意識に選んでいたのである。

もともと保育科出身ということもあり、作品を作ることは好きで、絵も本当は嫌いではなかった。

ワークショップへは1年ほど通ったが、諸事情で教室が閉まってしまう。

もっと極めたくなり今度は毎月1回片道1時間以上かかる教室へ通い出す。

さらに腕を上げようと考えていたときに、今度は父の在宅介護生活がスタートし、絵から離れることに。

後悔しないような人生を送りたいと感じつつ、現実は仕事、介護、家事に追われる日々。

2015年、父の2度目の脳梗塞発症を機に退職。

家事をしながら自宅でチョークアートを描くことを再開。

2018年、唯一近所で開催していたイラストレーター基礎講座へ参加。

ここではパソコンを使った実践的な学習だった。

テーマ写真の取り込みでは、自身の絵を写真として活用できる可能性を感じ、

ペアの方への聞き取りは、生徒さんへのヒアリングの練習になった。

実際にクライアントへデザイン画を提案するのに、息子の協力のもとiPadを使用。自身の活動の幅を広げるきっかけになった。

チョークアートを自分のビジネスへという漠然としたイメージを頭に描きつつ介護生活を送る日々。

2度の脳梗塞を発症した父は、母に先立たれた寂しさと、脳梗塞で空想イメージを司る部分が損傷、絵が描けなくなり人生に絶望。症状は悪化してくばかり。

完璧主義だった父は娘である自身に依存し家にこもりうつ病を発症。

父は2年前に旅立っていった。

父のためによかれと思ってやったことが伝わらないもどかしさを幾度も味わい、しばらく頭を離れなかった。

二つの大きな試練を乗り越え、この先の自分の人生を本気で考える。

真剣にチョークアートと向き合うようになり、名古屋で開催していた水性マーカーで店舗の看板を描ける講座へ参加していた際そこで出会った先生とのご縁で、憧れていた先生が関東より出張で「講師資格を取れる講座」で来られていることを知り、念願のシルバーティーチャー講座を受講することとなる。

2019年、師匠の指導の下、自分の生きがいと感じられるくらいチョークアートに一生懸命打ち込むように。

2020年4月念願のシルバーティーチャーを修了し開業に至る。

新しいことにも臆せず

「まずやってみよう」

と行動に移すことが自身の強み。

自分で考えて行動できるように育ててくれた両親からの大きなプレゼントだと感じている。

将来の夢は、松本の街をチョークアートの絵でいっぱいにすること。

自身の後継者を育てていくこと。

自身の願いは、子育て中の若いママが自分らしさを大切に、本当にやりたいことを探し続けること。

子育てが落ち着いた頃に思いっきり打ち込めるワクワク感で心を満たす幸せを多くの人に感じて欲しい。

自身が30代の頃から「やりたいこと探し」を諦めなかったことで、いまの現実をつかんでいるからこそ、そんな強い思いを持っている。

人生は失敗したっていい。失敗から学ぶことはたくさんある。

本当の失敗は、「お金」「時間」「子育て」「介護」など何かを言い訳にして動かないこと。

幸せは自分の手でつかめることを多くの人に知ってもらうこと。

コンセプトは

「日々の暮らしを楽しいエネルギーに変えよう!」

前向きで諦めない方と共にこれからさらに広げていこうと動き出している。

★取得資格

・バルーンアーティスト

アシスタント経験あり。

小学校のクラブ活動で講師を経験。

・フラワーアレンジメント

チョークアート看板と装飾コラボが可能に。

バルーンも併せ結婚式のウェルカムボードにも。

・カラーコーディネーター

色のコントラストがわかるので、チョークアートのテーマにそった色の組み立てが可能に。

・医療事務

2人の子育て中に自宅で勉強を重ね合格。長女が幼稚園入園と同時に働き出せた。

チョークアーティストになる前のメインのお仕事。

・医師事務作業補助者

・MCA(モニークチョークアート)協会

https://www.mcai.jp/mca-members/長野県/

・講師バンクまつもと